セミナー・イベント概要

強い工場をつくり上げるために重要なのは、特殊なマネジメントテクニックではありません。工場マネージャーが、経営視点での「ものづくりのあるべき姿」をよく理解して、基本をおろそかにせず愚直に実践に務めることが重要となります。
また、自社の工場を含むものづくりのサプライチェーン全体を俯瞰（ふかん）して考えることも重要です。工場では特定の機能を部分最適化するのではなく、受注から出荷に至るサプライチェーンを俯瞰しながら全体最適を実現しなければなりません。

今回のセミナーでは、“工場力強化の達人”の異名をとる経営・工場コンサルタントの古谷賢一が、「ものづくりのあるべき姿」について、そして、強い工場としてQCDS（品質、コスト、納期、安全）をどのように実現すべきかについて、小手先の手法論を振り回すのではなく、その考え方と実践方法を解説します。

開催概要

講師紹介

古谷賢一

ジェムコ日本経営 本部長コンサルタント、経営学修士（MBA）、大阪産業大学経営学部商学科 非常勤講師

「工場力強化の達人」の異名をとる経営・工場コンサルタント。国内外の多くの工場の競争力を高めてきた実績を持つ。現場と経営の両視点を併せ持ち、理想の工場像を追求しながらも、現場の管理者が取り組むべきことをきめ細かく指導できる点が顧客から高い評価を得ている。著書に「工場長の教科書」「在庫戦略の教科書」（共に日経BP）がある。月刊誌「工場管理」（日刊工業新聞社）で長年解説記事を連載している。公益社団法人全日本能率連盟認定マネジメント・コンサルタント。ICMCI（国際公認経営コンサルティング協議会）認定コンサルタント