今月のランキング | 「購買調達に関する課題」は何ですか?
文責:ジェムコ日本経営 広報室 マーケティング担当 安村亜紀
◆ランキング
第一位!:購買コストダウン
第二位!:調達先開拓
第三位!:購買評価・見直し
第四位!:購買人材強化・育成
第五位!:購買海外戦略
第六位!:海外調達先開拓
第七位!:購買予実差異調整
第八位!:購買先の評価
第九位!:海外現地調達
第十位!:購買システム
◆オーバービュー
本調査結果は、「設備投資・修繕費のコスト改革」セミナーに参加いただいた方々に、購買に関する課題を回答頂いた結果である(複数回答可)。設備修繕費のコスト改革というピンポイントなテーマでだったため、大半の参加者が装置産業の企業であった。装置産業の場合、材料費の調達が主な購買費用となり、その多くが、市場価格や市況で決まってくる。そのため、コスト削減の手は尽くしたものの、これ以上のコストダウンに悩み、設備や修繕費といったこれまで、固定費ととらえていた聖域に取り組みたいと考える企業が、どの業種より多いことが分かる。さらに、国内であっても調達先の開拓、調達先を改めて見直す必要性を感じているケースが多い。また、業種業態に関わらず、昨今、購買調達人材の育成強化は企業の大きな課題となっている。一方、グローバル調達が各社必須のため、海外の購買調達の課題についても聞いてみたが、コスト、人材といったベーシックな課題以上に問題意識を持っていないことが分かった。とはいえ、海外調達戦略そのもの、海外の調達先開拓といったテーマが主なテーマとして上がっている。また、購買価格の予実差異の調整といったテーマも課題をかかえている企業が多いのも特筆すべき点である。
◆調査要綱
1.調査期間:2014年1月~2月
2.調査対象:2011/1/28~2014/2/7 に実施した「設備投資・修繕費のコスト改革」セミナーのうち、アンケートを提出いただいた方268名の方
3.調査方法:セミナー時アンケート
◆調査結果補足説明
1.回答者の8割は製造業(28%:組み立て製造業、52%:プロセス/食品等の製造業)
2.8割は、年商500億円以上の準大手~大手企業
以上
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