暗黙知の形式知化が、新たな暗黙知・技術を創造する
文責:ジェムコ日本経営
ベテランの方が退職するとき、「あの人しか持っていない」という技術がそのまま一緒に退職してしまうことはありませんか?
実務が忙しい中で、なかなか若手に技術伝承ができないまま、ベテランがどんどん退職していってしまう・・・。どこの企業様でもこういう「技術・技能伝承」に関する危機感をお持ちなのではないでしょうか?
※PRESIDENT 2021年10.29号に弊社の「技術・技能伝承」に関する取り組みをご紹介いただきました。「会社を強くする”経験と技術”をいかにして見つけ、残していくか『暗黙知』を伝承する」https://www.president.co.jp/pre/new/
日本企業に多くある「暗黙知」
日本企業には「暗黙知」が多くあります。暗黙知とは、経験や勘に基づく知識や動作のうち、⾔葉でない状態で個人がもっているもの。
これによって、日本企業の重層的な強みみたいなものが出来上がっていると感じることが多くあります。
昔は、阿吽の呼吸で先輩から学んだり、“飲みニケーション”の場で学ぶということもあったかもしれません。
しかし、今ではそのような機会も減ってきているのが現状です。
「暗黙知」を「形式知化」する必要性
個人の暗黙知を個人が持っているだけでは「属人的」です。どんな業務でも「個人がやりやすいやり方」があり、それは、その人の中にだけあるもの。
その人が辞めてしまうと、それは組織の中には残りません。形として残すことができれば、それをみた人が、新たな暗黙知を作りだすことができます。つまり「形式知化」し、残していくことが重要になってきます。
それを繰り返すことで企業そのものが「暗黙知の集積」になり、企業が強くなることにつながるのではないでしょうか?
ジェムコの「技術・技能伝承」
ジェムコ日本経営には、50年以上のコンサルティング実績から生み出したナレッジを正しく引き出す技術があります。ジェムコ独自の「暗黙知」の在り処・不足などを見つける「13の着眼点」を用いてナレッジを的確に抽出します。また、ナレッジを引き出すことができる人材を社内で育成するお手伝いもいたします。
このような、知識や経験、ノウハウを社内で共有し、企業全体の生産性や競争力などを高めていく「ナレッジマネジメント」を経営に活かす企業は増えています。
詳しくはぜひお問い合わせください。