課題解決アプローチ
課題解決アプローチ
ジェムコは製造品質レベル向上の促進に行き詰まりが生じる要因として、経験に依存したアプローチに留まりがちであることに着目。原因究明の深堀と体系的な問題解決へのアプローチが現状打開の手段であると考えます。
品質レベルの向上のため徹底的な「原因究明」
製造品質レベルの向上において「原因究明」が最も重要となります。ここを誤ると、最善の対策検討手順を踏んでも問題解決にはつながりません。このステップは経験則や勘から割り出される不良原因の推定に留まりがちです。
ジェムコでは、各工程での機能とそこで起きる現象(メカニズム)を改善の原理原則の観点から捉え直すことで、不良要因となる矛盾点・異常点を浮き彫りにしていきます。
コンサルタントが舵取りを支援 体系的な問題解決へのアプローチ
問題解決における手順を正しく進めていないと、検討に抜け漏れが発生し、確かな解決に繋がらないことが懸念されます。
ジェムコの問題解決の経験が豊富なジェムコのコンサルタントが参画することで、第三者的立場から舵取りを行い問題解決に貢献します。
品質管理を徹底 製品における不良を削減し、品質レベルを向上
品質不良削減活動を通じて、モノづくりのあり方、品質の向上を徹底追求します。また、品質意識の向上と品質管理(改善)技術を有する人材を育成します。現状の問題分析から改善実践、フォロー・定着化まで、一気通貫で品質問題へ取り組みます。
トラブル削減活動の問題点として「初動捜査があいまい」ということがよく挙げられます。「現状把握」「原因追及」「問題点抽出」までの「初動捜査」は、繰り返しトラブルをなくすためには重要です。下記をポイントに、初動捜査をやり切る技術を強化し、品質改善・稼働率向上を目指します。
<ポイント>
①「5ゲン主義」をもとにした、トラブル削減のための方程式
②不足・間違いをあぶりだす「見える化技術」
③徹底した仮説検証
生産性を高めるためにも、製造品質を向上させることは重要です。ジェムコでは、「作業の標準化ができているか」「5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)ができているか」「品質不良・不具合の対策は恒久対策になっているか?(応急対策にとどまっていないか?)」など、様々なアプローチで品質不良を無くしていきます。
製造A社の場合
導入前の課題
トラブルが多くマーケットの要請に対応できない
マーケットの要請による微粒化傾向に対応することが課題であったが、現場の設備トラブルが多く、それどころではなかった。
ジェムコの支援・サービス
不良メカニズムを解析 狙いの品質管理が可能に
技術者と作業者が共同参加し、不良メカニズムの解析を実施。安定稼働を実現した後、技術・技能の共有化をベースに、狙いの品質管理が可能となった。
8ヵ月で製品歩留り
50%向上
製造B社の場合
導入前の課題
製品歩留りが良化しない
顧客要求からの製品サイズアップにより、従来の加工設備を屈指して様々な改良をしたが、製品歩留りが良化しない。
ジェムコの支援・サービス
多角的な視点での仮説と検証
加工メカニズム、不良発生のメカニズムを原理原則から考察し、多角的な視点での仮説と検証を重ねることにより、製品歩留まりが大幅にアップ。
製品歩留まり
40%向上