ますます進むグローバル化、クラウドシステム、ビッグデータを中心とした産業構造へのシフトに伴い、市場から求められる商品サービスが物凄いスピードで激変している昨今。購買部門に求められる役割や機能は、新たな局面に来ています。今、購買部門に必要な取り組み課題は調達構造改革、購買マンの育成、取引先との競働活動強化の３つあると考えます。これら３つの課題認識を前提に、今回は、購買部門の強化に拘って、この道３０年の超ベテランコンサルタントがお話するサロン形式のセミナーを岡山で開催します。
是非、ご来場頂けます様、お願いいたします。

14:00～16:40

（株）ジェムコ日本経営　コンサルティング事業部 理事 主席コンサルタント　原口 章

購買部門の改革に必要なアプローチを３つの視点で解説します。

１．購買調達構造改革のあるべき方向性

－① 購買調達構造改革の取組の方向性
－② 新購買戦略による市場変化対応購買構造の改革

拡大した調達機能を再度再設計し、あるべき調達構造に変化させていかなければ、激しいコスト競争、 クラウドシステムを中心に超速で進むビジネスに追いつけません。このセッションでは、購買構造改革の方向性のあり方について解説します。

２．購買マンの強化

－エンジニアリング購買への挑戦(世界で通用する人材の育成)

昨今、購買マンの人材育成にまつわる相談が多く寄せられています。これはすなわち購買力の抜本的強化が必要ということに他なりません。そもそも購買を担当する人材が購買するモノやサービスの知見、安く買うノウハウや交渉技術を身につけていなければ、購買戦略の実行段階で躓いてしまいます。人材への要求技能は何なのかをデザインし、育成していかなければなりません。
このセッションでは、世界で通用する購買人材の育成について解説します。

３．取引先との競働活動強化

－取引先評価、利用、開拓、育成への戦略

取引先に対する取引方針の改革がない旧態依然とした取引関係のままでは、今後のグローバル競争やニーズの変化に対応できません。このセッションでは、取引先と協力しながらコスト改革をしてくアプローチについて解説します。